実直な信用金庫の講義

2019-06-20

地域金融論第10講目はゲストスピーカーを招聘した。学生からの要望は「多摩大OB」が多かったので、多摩信用金庫の宇津木支店の山本支店長にお願いした。

テーマは、「事業者とつなぐ力(事業支援)」

いくつもの事例をもとに、信金の支店長がどんな仕事をしているかにふれる。お金の話だけでなく、事業に関するあらゆる相談にのっていること。「資格がないと提案できない。知識がないと会話ができない」。入社してからも勉強を続けていることをやさしい語り口で伝える。

学生からの質問は、「地方の過疎が進んでいる中で信用金庫の役割は?」「あまり儲かるわけではない、創業や事業支援をなぜそこまで寄り添ってできるのですか?」「多摩エリアだけでなく23区に店舗をだしたほうがいいと思うが?」など多岐にわたった。

終了後、学生からは「協同組織金融機関って社会や企業のためにこんなに素晴らしい仕事をやっているんですね」「縁の下の力持ちなんですね」「社会の中の信用金庫のつなぐ力に感動した」など。実直な講義から、学生にもしっかり伝わったようだ。

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