社会課題をテーマにしたゲーム

2019-06-25

社会課題をテーマにしたゲームを作る共同研究がスタートした。多摩大学の出原先生と首都大学東京の饗庭先生との共同研究だ。今日はその3回目の会合。饗庭ゼミでゲームの試作品を体験した。

先月、運転免許証返納ゲームだったものが、健康と幸福度を競うものになっていた。かなりの進化だ。

ゼミ生からの事前説明は詳細にわたった。なかなかゲームを始めさせてくれない。人数が多かったので急遽1セット追加したため、時間稼ぎをしていたらしい( ´艸`)

ゲームスタート。10種類近くあるカードを理解しながら進める。高性能なパソコンやプリンターがあるとはいえ、ツールづくりにも時間がかかったはず。

いい大人がこんなに集まって、月曜日の昼間からゲームに夢中になる。

年齢を重ねることは「減っていく」こと。しかし、趣味を楽しみながら、健康に配慮しながら進める。移動手段として車やバス、自転車、タクシーなどがある。バス路線を開通させたり、空き家を有効活用したり、まちづくりを考えるゼミだけにツールが揃っている。

ゲーム終了後、饗庭先生の指導の下考察。ゲームのことで、真剣に議論している。バスなどの移動方法、財産の消費、獲得のバランス・・・。ここまで徹夜で作ったらしい。リアリティとゲーム性のバランス。シニアのこと、事故のことも調べた。多摩大学からも1年生と4年生が参加したが、対等に渡り合っていた。頼もしい限りだった。

私自身、ゲームが楽しかったというより、健康と幸せについて再考できた。シリアルゲームは、意識づけにはかなり有効なツールだ。

 

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