教職員会社見学会3「武陽ガス」

2019-05-17

企業見学会は、多摩大学の教職員にもっと地域の企業のことを伝え、共同研究や学生に紹介してほしいという想いでスタートした。私が大学教員になって最初の企画。3回目になる今回は、福生市にある「武陽ガス株式会社」にお邪魔した。

青梅線の福生駅に集合したのは、教職員7名、学生10名で合計17名。少しずつ浸透してきたのか、先生が学生に声をかけてくれるようになった。

本社に着くと、入口で渡辺部長をはじめ、社員の皆さんのお出迎えとウエルカムボード💛。会議室では、山下社長、本間取締役、小澤部長の熱量一杯のご説明。村野課長代理や鈴木係長のお話は、温かい社風を感じさせるものだった。

昭和35年、立川市まで来ていた都市ガス。西多摩地域にも必要だということで、地元の方々が作った会社。信用金庫とも共通するところを感じる。地域の課題解決のために地域の方が汗を流して創っていく。

「移動式ガス発生設備」は印象的だった。福生のガス会社が開発した装置が、大手ガス会社なども保有することに。そんな開発の力がある企業が多摩エリアにはある。

意見交換後、羽村供給センターに移動して、ガスホルダー(ガスタンク)に上らせていただくサプライズあり。ヘルメットをかぶって階段を上っていくと、地上17メートルの頂上に。ガス管の埋設されている地域を眺めながら日々の安全を祈念する。

最後に、入社1年目の皆さんと懇談。

作業服と安全靴をはいた女子社員からは、「研修で色々な現場を回っている。事務をやるにしろ、現場のことを知っていることは強みになる」。「学生時代もっと積極的になんでもやったほうがいい。社会人になってから臨機応変に対応できるようになるから」と素敵なアドバイスも。

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