多摩信用金庫の創業支援

2021-05-24

オンライン交流ラボ「地域金融機関最新事情」はこれまで19金庫34名の参加。その4回目は、コロナ禍における創業支援~2020年度をどう乗り切ったか。まずは、多摩信用金庫の本店ロビーで集合。司会の学生が遅刻というハプニングからスタート。

私は、別の打合せがあったので、事前チェックは松永(3年)におまかせ。パソコン、ネットの接続。ゲストとの打合せは滞りなく終了した。

広い会議室を2つ準備してもらったので快適。通信環境もかなりいい。

ゲストは隣の部屋で参加。

今回の司会は、2年生。裏方で3年生が細かい対応。Zoomを流しながら、もう一つのパソコンでLINEWORKSのチャット活用。次の質問や対応状況をリアルタイムで情報交換できるのがいい。

多摩信用金庫の創業支援を熱く語る中野氏。創業支援の内容、職員の教育、本部・営業店の役割分担、コロナ対応などを20分話してくれた。そもそも中野氏は、営業店を経験したあと、電気通信大学や別会社に2度出向している。持ち前のコミュニケーション能力を活かして活躍してきた。だからこそ見える世界が広い。創業支援センターTAMA、自治体からの受託業務、産業競争力強化法特定創業支援等事業による創業支援等を詳しく説明してくれた。

中間支援の見える化、自治体とのネットワーク、そして地域内の「創業支援」の見える化も重要。

創業支援のポイントは、「聞く力×事業構想を具現化する力×与信判断能力=創業支援力」といっていたのも興味深かった。

今回からブレイクアウトセッションを導入。ゲストと私が2チームに分かれて質疑を受ける。10分間の質問タイムはかなり盛り上がった。次回からも続けていきたい。

今回は「連携」というキーワードがたくさん出た。日本政策金融公庫、自治体、商工団体、保証協会・・・。連携にも幅があり、形式的なものから実績があがっている実務的なものまで多様だ。ここを経営がしっかりチェックしていくことが重要だと感じた。また、都市部と地方、郊外では創業支援の状況がかなり違うとも感じた。都心は掘り起こし業務があまりなさそうだった。

学生スタッフお疲れさま。