教職員会社見学会4「壽屋」
2019-07-01
教職員会社見学会は、多摩大学の教職員にもっと地域の企業のことを伝え、共同研究や学生に紹介してほしいという想いでスタートした。私が大学教員になって最初の企画。4回目になる今回は、立川市にある「株式会社壽屋」にお邪魔した。参加者は教員8名+学生8名。
立川駅から歩いてすぐの場所に本社ビルがある。6F会議室で清水社長からの挨拶。突然の挨拶依頼だったが、社長の言葉はやはり重い。67年目の企業。父親がやっていたおもちゃ屋。3名がいまでは230名に。上場も果たした。衰退した会社、倒産した会社もまわりにたくさん見てきた。何か違うぞって思ってもらえる会社を続けてきたから今がある。社員には、とんでもないものを考えろといっている。もっと面白いこと考えろと。上場したり、自社ビルをつくったので安定期にはいってる。刺激、ショックを与えながら、次に進めていく。立川にこだわってやってきた。これからも地元を応援する。望みさえ持てば大丈夫。がんばってほしい。
次に総務の方から会社説明。とてもわかりやすい。
2班にわかれて会社見学。原型師やイラストレーターの皆さんの仕事場を見学。開発段階の商品が並ぶ。さながらのプラモデル工場。写真を撮れないのが残念。机の周りはプラモデルやフィギュアだらけ。あまりにもカラフルなデスク周り。定時なんて関係なく没頭してしまうだろうな~。
会議室に戻ってCADを使ったプラモデルの説明。超マニアックな説明なのに心が躍る。
今回のために特別に用意していただいた成型体験。サイコロを作ってみる。ランナーやゲートの説明。学生にはたまらない時間。
最後に質疑応答。「海外展開20%とのこと。英語の勉強はどのくらい必要か?」など入社する気満々の質問も。今年の新卒は3名。そこの数百名の応募とかなり狭き門だが。
最後にオリジナル映画「フレームアームズ・ガール」のチケットとお土産を頂いた。
とてつもなく魅力的な地元企業。これからも伝え続けたい。