江戸東京博物館と東京東信用金庫
2020-08-20
春学期の授業でお世話になった東京東信用金庫の澁谷会長と湯浅支店長にご挨拶に伺った。11:30のAPだったので、その前に江戸東京博物館を見学した。
両国駅からぐるっとまわったところにある。
高床式の構造で、チケットを買ってからエスカレーターで上まであがる。子供には楽しいかもしれない。上と下に受付がある?。5階、6階には、江戸ゾーンと東京ゾーンに分かれている。多摩学や地域金融論などの授業で歴史にふれることも多かったので、学びの整理になる。
江戸町人の人口構成。段々と女性が増えているし、多くが江戸出身者になっていく。これってベッドタウンになった多摩も同じかも。今住んでいる人は、多摩生まれの人が増えている。そろそろ文化が根付くかな。
江戸町人の人生。56歳で死去という言葉が胸に刺さる。
年間収支の比較。サラリーマンという概念がなかったのだ。
江戸の玄関口。玉川上水も内藤新宿までだ。
武蔵野、葛西と江戸との関係。江戸を中心で考えるとこう見えるのか。
武蔵野周辺の村落分布。だからあの町の名前や道路の名前はそうなのか。
授業では多摩エリアと神奈川県のことをやってきたが、東京府の誕生という切り口で考えるとこう説明できるのか。なるほど。
ジオラマを見ながら、新しくすることがいいことではなくって、人間らしい豊かさも大切だなと感じる。
明治後期に建てられた工場。札幌麦酒(墨田区)、浅野セメント(江東区)、鐘淵紡績(墨田区)、東京電燈浅草発電所(台東区)、芝浦製作所(港区)
占領期東京の工業生産 MADE IN OCCUPIED JAPAN と表示しなくてはいけない時代があった。
時間になったので、東京東信用金庫に向かう。博物館からも大きく見える。
地域へのメッセージは、「ようこそ北斎のまち すみだへ」
地域金融論のときにライブ配信して頂いた店舗。
天井も素敵なデザイン。
オステリアデコでこれまでの活動報告を聞いて頂き、業界のこと、地域のこと、これからのことを懇談。とてもいい時間を頂けた。
Tシャツを来ている澁谷会長はこれから商店街イベントにいかれるとのこと。お話をすると信金の基本を思い出せる。信金の規模は大きくなっても、お客様との関係が深くて泥臭い。金庫全体が身の丈の取り組みを積み重ねている。
その後、湯浅支店長から現場の状況をヒアリングさせて頂いた。お時間取らせました❤。