産業を軸にしたまちづくり まちづくり最新事情

2022/4/29

まちづくり最新事情の2講目は、八王子市 産業振興部 産業政策課 課長 立川寛之 氏。八王子市の産業イノベーション創出についてキーノートスピーチのあと、受講生と議論した。今回から受講生は7名。また八王子市の話を学びたいゼミ生2名及び、次回以降のゲスト2名と盛りだくさんのワークになった。

立川さんの話し方はとても丁寧だった。市役所との関わり方、産業振興を軸とした様々な事例は、これから事業や研究を行う受講生にはかなり参考になったと思う。

熱い行政マンがいること、ビジネス感覚を持っている行政マンの重要性。民間の活用、共創の取組み。行政マンの信頼。学ぶ力、徹底した現場主義。WHY、HOW、WHAT・・・。

最後に参加した留学生からのコメントを共有する。

  • 私はこの講義で、行動規範、決算カード、ライフスタイルの3つが印象に残った。行動規範は人によって違うと思う。自分なりの行動規範を探し、目指す姿を見つめることが大事なことである。燃える命が周りの人に影響することがかっこいいと思う。今まで自分になかった部分のため、大変勉強になった。また、国や自治体の機関に勤めている職員たちは「役人」と呼ばれることを初めて知った。地域に住んでいる市民たちのため、役に立つことを行う人は「役人」である。八王子市役所の立川様からは市役所の行政仕組みや公務員の義務や地方公共団体の仕組みなどを教えていただいた。その上で、各都道府県・市町村ごとの普通会計歳入・歳出決算額、各種財政指標等の状況について含める決算カードがあることを初めて知った。各都道府県・市町村の財政状況が一目で分かるカードである。最後に、ライフスタイルについて話していきたいと思う。周りの人々はよく 100 年人生と言われている。自分は本当にこんな長い人生を過ごせることがわからない。だが、立川様がおっしゃったようなライフスタイルに憧れている。今でも、自分の両親が毎日会社と家を行ったり来たり往復だけの生活を過ごしている。今週末に両親と電話をするとき、ライフスタイルの大事さを両親に伝えておきたいと思う。