足立成和信用金庫新入職員研修

2019-06-17

足立成和信用金庫の新入職員研修「まちの散策で宝物を探す」で案内人をやった。

新入職員8名と引率2名の参加。三鷹駅北口に集まり、今日の趣旨を説明。

足立区や埼玉県に居住している人が多いので、まずは、「玉川上水って知ってますか」と聞くと、すぐに「知ってます。駅名ですよね( ´艸`)」。大学で授業をやっているので、想定外のリアクションにもめげずに進む。

街でよく見かける庚申塔の説明。青面金剛像の話や三猿の話など、金融機関の職員に街の歴史にも興味をもってもらうように話す。

ちなみに、「足立区、庚申塔」で検索するとたくさんのサイトが見ることができる。いい三猿もいた。

現場を感じてもらうために、株式会社文伸さんに視察をお願いした。

川井社長のお話から、「印刷業はお客様の課題解決が仕事」「この会社は編集力があると感じてもらうことが大切。」など心に届く言葉が続く。

丁寧に工場を案内して頂けた。ひとつひとつの機械にもこんなに愛情が注がれている。伝わったかな?地元企業の方の想いを感じて業務にあたってほしい。

中島飛行機武蔵野製作所の引込線跡の遊歩道を北上する。

事前に調べていて、この橋が武蔵野市か三鷹市か?地番がどちらなのかということが話題になった。武蔵野市の平塚さんに調べていただいたところ、行政境にある橋の場合は、両方の地番がつくとので、三鷹市であり武蔵野市であるということ。なるほど。

程なく、MIDORINO_に到着。スクリーンを出して待っていてくれた舟木社長の話を聞く。この施設ができたことで、町の人がつながり、創業し、コミュニティが生まれている。ご自分の人生の紆余曲折からコミュニティのあり方を説明してくれた。足立区でもこういう人をぜひ応援してほしい。行政でも金融機関でもない人が、街の中間支援機関としてつながりをつくっていく。

詰め込みプランは10分遅れで進行。武蔵野東学園の説明をしながら、武蔵野市役所に向かう。

市民部生活経済課の平塚さんと北村さんにお話を伺う。金融機関と行政がどうタッグを組むのか。制度融資、創業支援・・・。市の歴史、産業の特徴なども。街歩きのときに話した内容を、再度整理して聞くことができた。さっき聞いた話だと思い、理解が深まったかと。

帰りは吉祥寺のディープな店で反省会をした。今日の歩数は1万歩以上。これからも、地域金融機関の方々に、街のつなぎ方関わり方を伝えていきたい。

先ほど、舟木さんからのメッセージ。「やっぱり微生物の世界も人間の世界も、おなじだなと昨日改めて感じました。教授がやられていることは、長い視点で見て多摩地域でパンをつくっているようなもの。学生に向ける視点、新入職員に向ける視点、今まで感じられなかったものが昨日感じら、僕の中で一つに繋がりました。環境と熱で発酵を促しているんですね」 ふふふ。楽し。

 

 

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