活動と事業の違い 創業交流会に参加して
創業力を鍛える交流会のコーディネーターをやった。コーディネーターという仕事はとてもいい。だって、話を聞いた後すぐにコーディネートしなくてはいけないから、いつもより数段人の話を真剣に聞く。今回の交流会で一番勉強になったのはたぶん私である。
場所は、中小企業大学校ビジネスト(東大和市)。
登壇の3人の話をメモったので、いくつか共有。
まちのおやこテーブル 小林洋子 氏
- 大手企業に勤務、子育てとの両立
- 活動と事業(起業)との違い → 価値を増やしていくということ?
- 拠点を持つと固定費がでてしまうので、様々な場所を借りてイベントをした。結果、地域のネットワークができた
- 動機は自分
- サラリーマンではできにくい、地元国分寺に知り合いがたくさんできた
- 100人に話を聞きに行こう という目標
- お金を借りること、補助金を申請することは事業計画の見直しに最高
タコス メルカド 吉川孝一郎 氏
- おじいちゃんもお父さんも起業家。実家を手伝うことで「信頼関係」を学んだ
- 人生このままでいいのか?と悩み、父の仕事を継がず、自分で起業。
- 大好きだったタコス料理店が閉店になるので、そこに直談判してノウハウを得る
- 新しいタコスの店を作るだけでなく、タコス協会を設立。地域×業界 で勝負
- 敬遠していた商工会に加盟。地域のイベントが楽しくもあり、仲間ができ、信頼が生まれた
ハッピーコンピューティング 山本高大 氏
- 家庭の事情があり起業。必要に迫られた守りのスモールビジネス
- 子供向けのプログラミング教室だから、昼間時間が空くので地域活動
- PTA会長もやる
- お金にならない活動と地域の事業との関係
- 事業計画を作ったがそのようには進んでいない
自分事、家族事はあれど、素敵な人生を歩みたいと思う「自分」ということと、
地域の皆さんから「ありがとう」とか「おいしかったよ」と言っていただく「他人の喜びがエネルギー」ということかな。
マイスタイルの竹内さんやたましんの中野さんなど、起業する皆さんの支援をする人たちの「つなぎ力」にも感謝。
とてもいい交流会でした。