貯蓄銀行とゆうちょ銀行
2023/5/28
貯蓄銀行とは、個人の貯蓄を引き受けることを目的とした金融機関である。
貯蓄銀行は、1880(明治13)年に日本初の専業貯蓄銀行である東京貯蔵銀行(1936年川崎第百銀行に合併)が認可され開業。1893(明治26)年に貯蓄銀行条例が東京市で施行され、1900(明治33)年末には701行となった。1921(大正10)年貯蓄銀行法が施行された。貯蓄預金及び一定の付随業務ののみで、一切の他業兼営を禁止して普通銀行とは別の機関として存在したが、1949(昭和24)年1月に最後の貯蓄銀行が普通銀行へ転換したことにより実質的にその役割を終え、貯蓄銀行法は1981(昭和56)年に廃止された。