東京東信用金庫とのオンライン授業準備
2020-04-30
地域金融論のシラバスの見直しを行った。経緯はこちら。
まずは、第2講目「コロナウイルスと金融機関①」のゲストとして、東京東信用金庫さんにお願いしたところ、澁谷会長から直々にMessengerを頂いた。
「長島さん、ご無沙汰です。長島さんの活躍ぶりはFacebookで拝見しています。この度、多摩大の登壇依頼をいただき光栄であります。大変すばらしい授業の内容ですので、できれば私どもの地元である、ものづくりの町墨田区の店舗と取引先をご紹介できればと思います。~」と。Messengerに何度も何度も頭を下げた。ありがとうございます。
早速お返事を出した。「~30日の12時頃から、湯浅支店長にZoomを使ってオンラインで連絡させてください。パソコンはセキュリティ上無理だと思いますが、スマホであれば可能です。具体的には、私の方からリンクを送りますので、そちらをクリックして頂ければつながると思います。~」すぐに快諾頂いた。
12時になり、Zoomを起動したら、東京東信用金庫の執行役員、両国支店長湯浅博氏が入ってくれた。支店長のかたわら、大学での講義や業界誌への寄稿など東京東の辣腕支店長だ。ご挨拶をしていたら、横に澁谷会長が笑顔で登場😁。ありがとうございます。
授業の予定を説明した。ゲストは現場である金融機関支店からのライブ配信。テレビ番組みたいな授業を予定。13時に授業スタートして、15分ほどで、学生にオリエンテーション。その後13:15から湯浅氏登壇。インタビュー開始。営業エリアのこと、地域金融機関のこと、仕事内容、課題解決の現場、コロナ対応の状況などを私がインタビューする。1時間弱のインタビューと質疑。その後、学生に課題レポートを発信。
翌週(ゲストはなし)は、学生の課題レポートを読み、インタビューのポイントを整理しながら、基礎事項の説明を行う。反転授業みたいなもの。地域密着って?信金ってなんだろう?、地域金融ってなんだろう、という疑問から基礎的な事項を説明していく。私はこのやり方のほうが長期記憶に残ると思う。人数にもよるができればグループワークも行ってみたい。
東京東信用金庫さんにはとても迷惑をかけるが、信金の現場である支店の風景などを見ながらお話を聞けるのは、教室で話していただくのとはまた違った「価値」があると思う。
湯浅氏への説明が終わると、会長から「ひがしん’は長島教授の期待に応えられるよう《しんきん魂》で頑張ります。」とMessengerが飛んできた。人を頑張らせるコツをよくご存知だ。またパソコンに向かって頭を下げた。当日はこれからの若者のためによろしくおねがいします。