帝国データバンクから学ぶ「会社の見方」

2019-10-10

事業デザイン論Ⅱ第4講目「会社の見方を学ぶ」

事業デザイン論Ⅱでは、昨年の卒業生の就職先を活用して、事業概要やピクト図を作りながら、会社研究を行っている。ネットですぐ検索する学生たちに、帝国データバンク会社年鑑やデータベースの活用方法も教えている。今回は、その授業の4講目。

株式会社帝国データ東京西支店から、中根和範部長と渡部李紗副主任に登壇して頂いた。

まずは中根部長の講演。

帝国データバンクの概要から企業を見るポイントまでを丁寧に説明。ご自身が出演しているDVDで調査の流れをつかむ。学生のコメントを見ると「浅い情報だけで企業を判断してはいけない」「帝国データバンクの仕事は企業にとってなくてはならない」など

情報の位置づけのマトリックス。縦軸が明るい情報と暗い情報、横軸が深い情報と浅い情報。こう整理するとわかりやすい。

続いて渡部副主任。

調査員と社長を体感してもらうワーク。実際の会社データを使って、1名が調査員、もう1名が社長役となり、5分間で取材し、最終的に経営状態を100点満点で評価する。役割を交代してもう一度行う。

150名の学生が一斉にワークを開始した。「調査をするときに相手に失礼がないように重要なことを聞き出していくのは難しい」「コミュニケーション能力が問われる」などなど、しっかり伝わっている様子。

時間いっぱいまでの講義だったので、質問の時間が取れなかった。終了後学生が講師を取り囲み、40分以上質問タイムとなった。次の打合せの時間ぎりぎりまでお付き合いいただいた。