真夜中のリハーサル??
2025/5/9
昨日のゼミついて学生が書いたブログ。
ながしまゼミでは現在、複数のプロジェクトが同時進行している。しかし、それぞれの活動に集中するあまり、他のプロジェクトの内容や進捗状況を把握する機会は多くない。これは社会に出ても同じことで、隣の部署が何をしているのか気にかけなくなるのと似ている。
今回、来週開催予定の「タマリズムシンポジウム」に向けてリハーサルを実施したのは、本番に備えるためだけではない。他のプロジェクトへの理解を深め、自分たちの活動について客観的に見つめ直す機会を設けると同時に、「これで十分だ」と思い込んでしまいがちな学生たちに対し、その甘さでは社会では通用しないことを伝える意図もあった。自己肯定感が高いこと自体は悪いことではないが、現実を知ってほしかった。
実際にやってみると、学生たちは目に見えて変化していった。
自分の言葉で話しても相手に伝わらない。自信を持って準備していたものが、他者から「これでは伝わらない」と指摘される。ゼミ生同士の厳しいコメント、そしてそれを補う先輩たちのフォロー。

リハーサル終了後も、タマリズムメンバーは遅くまで内容を検討していた。「本番までに、オンラインリハーサルも含めてあと2回はやりたい」と自ら提案してきた。
そして「まずは今日の22時からお願いします」との申し出。
やる気を見せ始めた学生たちに、私もとことん付き合おうと思う。