大学のグッズを企画する授業
2019-05-29
多摩学第7講目。大学グッズの企画案を作りプレゼンテーションを行う。これまで2回の授業時間内で話し合い、予選を勝ち抜いた8チームが登壇した。今回はスペシャルゲストとして、株式会社MNHの小澤尚弘社長をお招きした。小澤氏との交流も10年。ガスパールカサドのコンクールで出会い、会社設立、そして今度は大学で講義をして頂いた。結婚式も参列したな~。
企画された商品は、クリアファイル、クッキー、パーカーなどの大学グッズの定番、学食で人気の丼のチップスなども登場した。価格を安くして勝負したいというものや、付加価値をつけて高く販売するというものもあった。寺島クッキーや実郎ファイルなど、学長をキャラクターにしたもの、カップやパッケージを廃棄させにくくするために教員の顔や格言を印刷するなど。就職活動に役に立つ手土産をターゲットにするのは面白いアイデア。有名チョコレート会社に連絡して検討を依頼した学生までいた。
小澤社長からは、プレゼンの時間をしっかり守ったのは好感がもてた、商品企画のやり方や「もらう必然と買う必然など」というマーケティングの話など、実業家ならではの説得力ある総括を頂いた。
商品が売れるかどうか、やってみてからじゃないとわからないことも多い。小ロットからでもまずはスタートすることが大切と背中を押された。最後に、MNHの商品「令和クッキー」がクリアファイルの企画チームにプレゼント。さすがでした。
終了後、学生数名から、「企画の仕事に興味を持ちました」「MNHにインターンシップに行けるんですか?」「今回の商品をつくるのはだれにいえばいいですか」なんてポジティブな話が出た。よーし。
大学生のプレゼン授業。アイデアと具現化・・・授業の作り方次第でもっと有意義で面白くなる感触を得た。