地域金融論_給与明細をつくろう

2022/4/28

地域金融論の第4講目「給与明細をつくろう」を今年も実施した。いつもお世話になっている荒井社会保険労務士事務所に監修をお願いした。大学時代にともにバーナードを学んだ(笑)。社保料率、雇用保険料率などは毎年変わる。金融機関にいるときは気が付かなかった。

作業が伴う授業は学生の理解も進む。いくつもの実際の企業の新入社員の募集要項を見せながらコメントしていく。健康保険・厚生年金保険の保険料額表を活用して健康保険や厚生年金の保険料を計算するところは少々伝えにくかった。次回は、保険料額表を印刷して配布したほうがよさそうだ。

【学生たちからのコメント】

  • 給料の額が出ていたとしても、健康保険、住民保険、雇用保険など、たくさんの保険からお金が引かれていることを知った。
  • バイトで給与明細をもらったことがあったが、こんなに詳しく見ることはなかった。
  • 私が調べた会社は大企業だったが、その会社の健康保険組合があったのは知らなかったし驚いた。大手だと自分たちで保険も管理しているのだなと知れた。
  • 給与明細は機械的に作っているのだと思っていたが、意外と計算が複雑だったりして、作る側も大変だなと思った。
  • 社会人としてお金・給料明細に触れる事が多くあるので、あまり教えて貰う機会が無い内容を学ぶ事が出来、有意義な時間となった。