協同インターナショナルの会社見学会

2021/9/21

協同インターナショナルで会社見学会を実施した。こちらの企業は川崎市の木村様からの紹介。当社は新川崎駅近くの再開発地域されたイノベーションゾーンの1階にある。(詳細はこちら)。こちらにお邪魔するのは4回目。完全に川崎LOVEだ。

高大生のためのオンライン会社見学会の10回目。今回の企画は主担当が加藤(2年)で、撮影が大八木(3年)だ。

社長室にて池田社長、丸岡部長、山田課長に加藤が全体の流れを説明する。書類に基づいて説明するのは当然だが、お話しいただく場所やその場合のミュートや撮影位置も確認。お互いの頭に浮かぶ画を近づける必要がある。

カメラやマイク、PCの設置をする。カメラの中に延長コードがあって助かった(矢内さんありがとう)。準備時間60分は時間としては余裕はあるが変更があると焦ってしまう。加藤が司会、私がZoomホストとしてシステムを調整し、大八木が撮影するという役割分担。資料の共有確認、音声やマイクのハウリングの確認を行う。社内のWIFIへのアクセスはできないので、館内に飛んでいるFreeWIFIを活用。最新の施設はインフラも安定している。

社長を撮影する大八木

5分前に明治大学入室。なんと1つのカメラで参加。事前に連絡して頂いていたが、その時はあまり気にしていなかった。ブレイクアウトセッションを企画しているのにこれでは分けられない。どうするどうする。イベントは臨機応変の対応が求められる。

15時になりオンタイムでスタート。総勢36名の学生と教員が参加。司会の挨拶からスタート。(会社の雰囲気や準備していて感じたことなどちょっとした一言を入れるといいな。)次は、私から会社見学会の概要説明。(簡単なパワポがあってもわかりやすいかも)

池田社長のご挨拶。協同インターナショナルの幅広い業務の紹介をしていただく。「当社はわかりにくい会社です。あまりにも幅広い事業を行っているので本来なら会社の紹介だけで20分はかかる~」と。1970年創業、年商70億、従業員150名の中堅企業。「今までに無かったモノ」「真似されないモノ」を通じてお客様にメリットを提供する。これが創立以来の企業理念。ライフサイエンス、電子、食品、機械の部門がある???。最近はDNA採取キットがコロナ関係で需要があるようだ。

私と自分の髪の毛を渡す

次は電子部の山田課長からの説明。事前に撮影して頂いた動画をもとに、コメントしていただく。その後、電子顕微鏡でオンライン観察を企画して頂いた。加藤と私の髪の毛を比べる。若者とシニアの髪の毛がどのくらい違うか。「若い人の髪の毛は非常に密で詰まって水分の抜けようがない。さすが若者。」と。では私の髪はどうなのか・・・この節目がキューティクルらしい😁。髪の毛の直径は65ミクロン。見えなくても良いものまで見えてしまう電子顕微鏡だ。

私の髪の毛

バイオミメティクスは生物模倣。オナモミを模倣したマジックテープ、蚊を模倣した無痛針、コウモリを模倣した超音波レーダーなどなど、その形状や状態をまねして、その優位点を取り込むこむことだ。(ぜひ私の髪を模倣してなにか商品を作って頂きたい。)

電子顕微鏡で髪の毛を見る山田課長と撮影する大八木

ここからは、若手3名の方にご参加いただき、20分間のブレイクアウトセッション。

食品部の清家さま、電子部の山下さま、機械部の松崎さまにご参加いただき、ながしまゼミの3人が司会で入りディスカッション。急遽、明治大学のメンバーを1つにして、残りのメンバーは2と3に振り分けた。池田社長や丸岡部長は全体の部屋に残って頂き、若手と学生だけのざっくばらんな意見交換を行った。

ブレイクアウトセッション終了後、全体で司会3人からの共有。やはり、若手同士の話し合いは盛り上がる。

質疑応答

最後に、池田社長を交えた質疑応答。学生たちからは「新川崎の研究をしたい」という声もあがっていた。池田社長の言葉で「簡単に諦めない、うまく諦める」「大企業にできないこと、中堅・中小企業にできること」「オーナー社長は時間軸を決められる」というフレーズが印象的だった。協同インターナショナルの皆様。ご協力ありがとうございました。