子ども食堂見本市に参加

2020-02-11

八王子食堂ネットワーク主催の「子ども食堂見本市」に参加した。

クリエイトホールの5F。会場にはいると女性の熱気がむんむん。

開会。事務局の川久保さんからの挨拶と趣旨説明。優しくって高い声が、ときどき普段の声に😁。変わらない姿に安心する。子ども食堂が10団体から25団体になった。全国では4,000団体。八王子には小学校が70校ある。そこに全てあるくらいに増やしたい。子どもも含め人の居場所づくり。台風被害のとき、地域に根付いている団体なのでかなり機能した。被災地域×子ども食堂。

市役所の挨拶のあと、60分の懇親タイム。その後で基調講演という普通ないパタン。

ブースを回っていると久しぶりの人たちとも会える。みんなパワフル。

食堂でも塾でもなんでもいい、人には「居場所」が必要なんだと感じる。小さな子ども食堂にとって、こういう中間支援組織があるからこそ、全体として機能してくる。その中間支援組織のビジネスモデルは未だボランティアベースになっている。この仕組を変えられないか?

そして湯浅誠先生登場。子ども食堂は80%が知っている、5%が行ったことがある。子ども食堂は子どもの貧困対策だけではなく、多世代交流の場所。地域でも家族でも関わることが少なくなった世の中だからこそ必要な仕組みになってきた。山口県のみんにゃ食堂は毎回350人。日本一の規模。お寺が協力。宮崎県の地域のちゃぶ台プロジェクト。子ども食堂は1年で1400増えた。施策として増えたのではなく、人々の思いが拡がっている。自治会が自分たちの仕事ではないかと気がつく場合も。赤信号の子どもだけでなく、黄色信号の子どもへの対応。今の環境で過ごした子どもたちがオトナになったときはどうなるのか?非認知能力が大切。狭い意味の教育だけでなく広い意味での教育。ここは市民の力を大いに生かせる場所。

CBの動きとも重なる。継続性を担保するためには、想い×ビジネス的な要素も必要。地域のエネルギッシュな一面を感じることができた。