きよぴーとハニーブレッド
2020-10-05
八王子清川町の高齢者・子育て支援団体「きよぴー」に訪問した。
八王子清川町の真ん中のショッピングセンターにある。
みんなで体操、歌声サロン、スマホ・パソコン教室、配食サービスなどなどの活動が精力的に行われている。
今日は、梅沢相談役と
片貝相談役からの電話依頼があっての訪問。
「きよぴーも15年になり、若い人(梅沢さんより年下の人)に承継できた。一緒に活動していて高齢で足手まといになるスタッフも多くなってきた。だからこの団体は若い人達(片貝さんより年下の人)に任せて、私たちは別の団体をつくる(オレンジハウス)から相談にのってほしい」。ざっくりいうとこんな電話があった。えー80歳↑から新規事業???興味本位で伺った😁。
コーヒーをごちそうになりながらお二人を待っていると、横で配食サービス、お弁当販売の締めをやっている。「漢字変換がうまくいかない」。シニアのみなさんがなれないパソコンを操作している。覗き込むとKANAが押されていたのでうまくいかなかったようだ。会社では当たり前の作業がここでは困り事。そんな相談にものりながら、「新企画」の相談が始まった。内容は公開しないが、リーンスタートアップ、身の丈起業、コミュニティビジネス、クラウドファンディング、ソーシャル・キャピタル・・・。まちづくりやマーケティングの用語を当てはめるとすべて説明がつく。そんなもの学ばなくても聞かなくても、現場で課題解決をしていくうちにそうなっていく。失敗と成功の繰り返しの中で解決してきた。きよぴーの研究論文を作れば面白いかも。東京おもちゃ美術館やBABAlab、まちづくり青梅の事例を説明した。(メモは取っていたがHPで見ることもないと思うので、先程HPの打ち出しを郵送した😁)
久しぶりに、梅沢さんと片貝さんとお会いするので、ハニーブレッドを焼いていった。入れ歯の人もいるかもしれないので硬いものや小さいものを入れず、健康にいいハチミツをたっぷり使ったパン。人数も何人いるかわからないので切り分けできるものにした。金融機関に勤めていて、大学の先生でパンを焼いているという不可思議なキャラクターを話題にしながら楽しみながら食べていただけた。90歳?のスタッフさんに「また持ってきてね」と言われたのは最高だった。
きよぴーの課題解決のためにつないだ、MNHのかりんとう。このビジネスモデルもまだ続いていた。80代になってからも「次」を探している。人のエネルギーをまた感じることができた。応援しなくてはいけない!!