観光経営人材育成講座に登壇

2020-01-24

観光経営人材育成講座に登壇した。東京都の委託に基づき大学が実施した講座。首都大学東京、立教、玉川、帝京、東洋、早稲田。こういった事業を経験しながら、社会人向けのプログラムを充実している。来年は多摩大でもできないかと思う。

今回は、首都大学東京の講座1の2限に登壇の機会を頂いた。

まずは、恒例のまちあるきから。秋葉原の街は、子供の頃お年玉をもらうとオーディオ機器などを買いに来た場所。駅前の一角は昔の「電気街」が残っていた。

少し歩くと電気街というより、ホビー街、オタク街になっている。感覚的には30%が今日のテーマのインバウンド観光で来ている外国人。

再開発されたビルも多く、今回の会場も、駅前ビルの19F、首都大学東京のサテライトキャンパス

折角の機会なので、1限から3限まで参加させていただいた。

1限目は、「インバウンド観光市場の動向を理解する」首都大学東京の清水哲夫先生。インバウンドの状況を統計資料を使い巧みに説明していく。インバウンドの数にも驚くが、国ごとにもこれほどまでに特徴がでるか思った。日本人のレジャーはゲーム時間だけが増えていることや、観光消費は未だ日本人の比率が多いこと、滞在日数が欧米系だと長く、アジア系だと短いこと。確かに私達が海外に出かけるときも、アジアだと2泊とかだが、ヨーロッパにいくときには1週間くらいはかける。当然といえば当然。

そして次は、私の番。

インバウンドを受け入れる地域の現状を話した。地域に受け入れられ、将来的に地域を豊かにしてくれるインバウンド観光、KankoのYouのYを足したkankyo、環境に配慮するのではなく、環境をテーマにしたインバウンド観光を行っていく必要性について共有した。つながりシートにもたくさん記入してもらったのでこれから個別にお返事をしていく。

3限は、Airbnbのご担当の話。「地域のあたりまえを観光商品に」。最近良く話題になるプラットフォーム。人々の多様化する欲求を見事に仕組みにして支えている。今度利用してみようと思った。