先生も大学4年生 ~1期生卒業~

2023/3/23

ながしまゼミの1期生が卒業した。

私にとっては初めての卒業生16名。1年生の秋から3年半関わってきた。

卒業式前日、焼き鳥・もつ鍋 一揆 多摩センター店で懇親会。食事2,000円+飲み放題1,500円というのは久しぶり。とても若くなった気分♪

ゼミ主催「多摩大学の学生がプロデュースする賀詞交歓会2020」を行ったあとは、コロナ禍になり懇親会や合宿などができなかったので、ほぼ初めての飲み会。18名(休学1名・学生延長1名)の1期生のうち8名参加。賀詞交歓会の時は、未成年だったので杯を交わすことはできなかったが、今回はビールを注ぎあうことができた。

ゼミ以外でのいろいろなエピソードを聞くと、へーっと思うことばかりだった。自分の大学時代を思い出すと、ゼミの研究以外のことが思い出として刻まれているものが多い。

彼らとはこれまで、リアルやオンラインでたくさんの話をした。大学生活のこと、家族のこと、仕事のこと、将来の夢。迷い戸惑いながらも右上がりに伸びていく彼らに感動を覚えることも多かった。

ゼミに入るとき「社会にでて恥ずかしくない大人になりたい」と言われたことを思い出す。「もう恥ずかしくなんかない段階まで来たでしょっ。」と伝える。

前日の懇親会風景

翌日3月23日(木)13時30分~、新しくなったパルテノン多摩大ホールで多摩大学経営情報学部・グローバルスタディーズ学部卒業のつどいが挙行された。

学位記授与、寺島学長のことば、田村理事長のことばと続く。挨拶を聞きながら彼らとの4年間が思い出されて涙がこぼれる。これまで多摩大学で3回卒業式に出ているが、やはり自分が4年間関わった学生だからか涙が止まらない。一般社団法人多摩大学同窓会の白倉会長のトイレのお話しも刺激的だった。元気をもらいながら涙していた。

いろいろなことがあったなあ。悩んだ。困った。苦しんだ。嬉しかった。心躍った。ホッとした。最高だった。裏切られた。戸惑った。諦めかけた。信じ続けた。

多摩大学学園歌「この輝ける日々よ」静聴。口ずさみながらまた涙が流れる。

寺島学長のことば

卒業のつどい終了後、ゼミ生16名に、私から一人ずつ学位記授与。ご両親もたくさんお越しになっていた。

一人一人に、学位記と「プロデュース力・つなぐ力 2019.11~2023.3 ながしまゼミ1期生の活動記録」を手渡した。こちらは全127ページの大作。最終発表会「私のプロデュース力・つなぐ力」の発表資料とともに、N教授のカバン持ちや多摩未来協創会議の一覧、ながしまゼミのあゆみ、1期生の進路をまとめた。

プロデュース力・つなぐ力 2019.11~2023.3 ながしまゼミ1期生の活動記録
1期生の集合写真

最後に、「社会に出て、いいことがあったら大学に来て学生の前で偉そうに語ってほしい。逆につらいことがあったり、会社を辞めたいと思ったときも大学で待っている。転職先の相談にものりますよ。」と伝える。

卒業のつどいの後は、AWkitchen 多摩センター店でリッチな食事会。夏頃、後輩たちのために第1回OB会を企画しよう。幹事は挨拶に来た島倉よろしく。

お花とメッセージノートをもらった。開きながら、また涙。いくつもの手紙、ご両親からの手紙、そしてLWからの個チャ。

「教員」って最高の仕事だ。あんなに裏切られても裏切られても、伝え続けてよかったと思える。働かせていただいていることにも感謝。

みんな卒業おめでとう。君に幸あれ!!