雲州志士会の皆さんを受け入れ

2019-08-23

島根県に「雲州志士会」という団体がある。アクティブな若手経営者の会。島根からわざわざ多摩エリアに視察に来られた。

島根県とのきっかけは、 関→福間→小豆澤 というゴールデンルートから。

この写真は、信金にお越しいただいた時の福間さんの写真。今でも素敵な笑顔を思い出す。ご冥福をお祈りいたします。

2010年9月福間さんから電話。「ぜひ当日、卵かけご飯(仁多米、奥出雲の水、エゴマ玉子、お漬け物等)を試食してほしい。しかるにお米など食材と炊飯器を送るから炊いて待っていてほしい」と。本当に炊飯器を送りつけてくる公務員がいるか?あまりにもびっくりして、つい「はい」と答えてしまった。当日、信金の会議室にて、届いた炊飯器でこれまた届いた仁多米を炊いた。忙しい女子社員に頼んだところ、怒らずに笑いながら準備を手伝ってもらった。県庁や役場の方の呆気にとられるセールスに脱帽だった。

10年以上前のエピソード。人のご縁は亡くなったあとも続く。💛

今回の私へのお題は「島根は日本の田舎、多摩地域は東京の田舎(失礼)で、八王子・多摩地域は都内にあってどのようなビジネスがされているのかといった点が面白いかなと思っています。 地域の概要、産業の特性、歴史的変遷、新しいビジネスの動きなどが勉強になるなるのではと思っています。」とのこと。

授業でやってきた内容を経営者向けにアレンジしてお話しした。

特産品販売、ギフト販売、モバイルアプリ、高齢者配食、大学発ベンチャー。多彩な若手経営者との交流は楽しい。「つなぐ」ことできそうな案件がいっぱいあった。

その後、株式会社ケイアイに視察に行くというので、同席させてもらった。こちらは1936年に日本で初めて車いすを作った会社。オーダーメイドの車椅子製造。社長の経営計画も車椅子と同じで、ひとつひとつ課題を解決しながら、作り上げてきたもの。またエネルギーを頂いた。次が学生に聞かせたい。

懇親会は、八王子の面倒くさい行政マンや若手起業家が参加するというので、参加を辞退し西東京へと向かった( ´艸`)