これまでの金融機関

2025/4/28

 今日、〇△銀行に口座を解約しに行った。定期預金、積立定期預金、普通預金があり、思い起こせば、住宅ローンを借りるときに作った口座だ。これまで30年以上にわたり活用してきたが、必要がなくなったので解約することにした。お世話になりました。

 当然、ネットで解約ができると思い、PCで探すが、解約まで辿り着けなかった。結局、店舗でないと解約できないとのこと。うーむ、困ったが仕方がない。利用者側になり、不便さを実感する。

 ネットで来店予約をした。今日はその予約日だ。10時の予約だったが、9:45に着いたところ、コンシェルジュがすぐに対応してくれた。メガバンクに行くと、昔は新卒の女性が窓口に座っていたが、最近は少し年齢が上がっているようだ。

 コンシェルジュはタブレットを活用して私の本人確認書類などを撮影していった。実にスムーズだが、なんとなく違和感がある。煩雑な業務をこなすので仕方がないが。 この支店は店舗内店舗になっており、2つの支店が一緒になっている。見回すと、ほとんどが女性行員だった。スカート姿でスカーフをつけている。これは昭和のイメージだ。ひとつも書類を書かずに、タブレットで処理をしていく。この方法なら、来店しなくてもよいのでは?。最終的な確認のために後方事務の方が来て確認していた。指には綺麗にマニュキュアが施されている。昭和では認めてもらえなかっただろう。タブレットを使うときは、器用に指を曲げて動かしている。素晴らしい技術だ。壁には「STOPカスハラ」のポスターが掲示されている。

 政府系金融機関のネットバンクに申し込んだときにも感じたが、こういった重厚な金融機関が今の時代に合わせていくために現場の事務システムを作るのはかなり大変だ。超煩雑なことを間違えないように作り上げるのは一苦労だろう。ネットバンクを活用していると、なぜこんなことをしているのだろうと感じる。解約までにおよそ40分かかった。「今日は空いていたから早く終わりましたね」というコメントが印象的だった( ´艸`)。

 これまでの金融機関は、これからの変化に耐えられるのだろうか。