関東経済産業局にヒアリングに行きました。

2019-07-16

関東経済産業局に学生とヒアリングに行った。

経済産業省の「出先機関」である。1都10県の産業関連の支援を行っている。総務企画部の幸物氏と和田氏が対応してくれた。ヒアリング内容を送ったところ特別に資料を準備して待っていてくれた。ありがたい。

説明頂いた後で、いくつかの話題でディスカッション。

工場の跡地利用が、高層マンションとショッピングモールになっていく。品川に行っても川崎に行っても駅前にはベランダのない業務系のビルが多いが、多摩エリアは駅前にベランダがあるビルが多い。これらが将来大きなマイナス要因になるのか?

※この写真は品川駅前 7月15日撮影

今まで商品を製造をしていた事業所が、研究開発機関に変わっている。これによる影響は、非正規から正規社員に変化し、雇用も維持してくれれば、それなりの発展がこれからも継続する。将来のイメージは、「筑波」みたいなイメージなのか?

今後の経済産業省の施策は、地域政策と中小企業政策が一体化されてくる。グローバルな展開、地域資源活用、衰退するコミュニティを支える中小企業、サプライチェーンを支える中小企業などに整理中。単純な補助金提供ではない施策が急務?

圏央道開通のインパクト。物流拠点が多数立地。いまのところ雇用を一定数維持。ロボット化の促進で不透明。
「関東圏の新たな企業立地動向の実態把握及び工場跡地活用について ~圏央道及び北関東道周辺における立地の特徴と工場跡地の活用~」

ユニコーン企業は多摩エリアからは生まれにくい?兼業、副業・・・ベットタウンだから生まれてくるようなもの。自宅で仕事をすることが当たり前になる社会。

どんどん試行を行っていかないと、すぐにくる超高齢社会に対応ができなくなる。