与板の金融機関
2025/7/19
長岡市与板地区の金融機関を並べてみた。

第四北越銀行与板支店。1919(大正8)年に開設。現存する金融機関の支店では最も古い。
第四北越銀行は、第四銀行と北越銀行が2021(令和3)年に合併した。
第四銀行は4番目にできた国立銀行。その銀行が1924(大正13)年に与板銀行を吸収合併した。
与板銀行は1896(明治29)年に開設された銀行。
もともと与板は、信濃川の河川交通の要地として栄えてきた。1879(明治12)年頃には、醤油屋と酒屋が各5軒、料理屋が22,3軒、旅籠屋が15軒、人力車営業者10件あった。(与板史下巻)

大光銀行与板支店。1951(昭和49)年開設。
無尽からスタートした相互銀行が前身。大光相互銀行と改称。普銀に転換し大光銀行と改称。
本店は長岡市。

歴史のことがよくわかる動画。

そして新潟大栄信用組合与板支店。1961年開設。
本店は燕市。店舗数10、役職員56名の小規模な金融機関。
与板町は、2006年に長岡市に編入された。長岡市への通勤率は40%を超えている。
江戸時代時は城下町、川港町として栄えていたようだ。
効率化のために合併していくことは重要であるが、地域の文化が消えていくのは寂しい。