令和6年度旧富岡製糸場発掘調査現地説明会

2024/8/25

富岡市教育委員会主催の旧富岡製糸場発掘調査現地説明会に参加した。

蒸気釜所、吉田式乾燥装置、八角煙突とコンクリート煙突の説明を受けた。

まずは見学者用ヘルメットをかぶる。

文化財保護のご担当者の皆さんから熱い説明。実際に発掘をされている方々の話は実に面白い。

煙突は、富岡製糸場で使うボイラーの燃焼を促す、排煙を拡散する、燃焼により上昇気流が生じることから空気を動かす装置としての役割があったとのこと。

1代目は鉄煙突、2代目は三本煙突、3代目は八角煉瓦煙突、そして、4代目がこのコンクリート煙突。高さ37.5m。この保存をどのようにするのか?

吉田式乾燥装置。ここに繭を運び入れて乾燥させていた。

下水管などももちろんあったようで、今も活用しているらしい。見えている部分だけでなく、地下にもたくさんの遺構が眠っている。

今後、埋め戻され、建物も改修し新しい見学コースになるようだ。