オリパラテストイベント

2019-07-21

オリンピック・パラリンピック開催まで1年となり、今日はそのテストイベントが多摩大学の会場を使って行われた。

まずは、「オリンピックを通じての国際交流、国際理解」と題して国士舘大学の田原淳子教授による講演からスタート。オリンピックの歴史や想いを整理して説明して頂けた。

 

ニュージーランドと日本の小学生に「オリンピックという言葉を聞いて何をイメージしますか」という質問の答えが衝撃的だった。ニュージーランドは人々の態度に着目、日本人は個人の成果に着目。教育や報道による影響が大きい。

クーベルタン男爵が近代オリンピックを創めた。幼いころに戦争体験があった。結果を極限まで求めながらも結果よりも無条件に大切なことがある。五輪の色は何を表すか?5つの輪は大陸、背景の白を合わせるとほとんどの国の国旗の色。「参加することに意義がある」は彼の言葉。

そのほかにも、「人生に大切なことは成功することではなく、よく戦った(努力した)ということ」。オリンピックのモットーは、「より早く、より高く、より強く」これは他人と比較するのではなく、自分自身が基準。「国内だけを見ているだけではだめで、世界に目を向けよう」

1964年のオリンピックは盛り上がった。これをきっかけとして日本がいい方向?に変わっていった。今回はどうか・・・?チケットの争奪戦(個人の成果)はあるが、なかなか機運が盛り上がらない。

時間がないなか市長もかけつけてくれた。地元でオリンピックを見ることができるのは稀有な体験。動画も流された。

テストランの時間になった。尾根幹線にでて30分ほど待つと、坂道を各国のアスリートが登ってくる。どこの国の人だかまったくわからない。国別に色分けしてほしい。

自転車以外に、バイク、車、そして救急車が隊列をなす。乗り物好きならここもポイントかも。

 

テストイベントでこの感じなので、当日は凄まじいことになりそうだ。

すぐに通過するということだったが、先導車~最後の車までを見ていると結構な時間になる。天気がよかったら熱中症もありえる。尾根幹線には陽をよける場所が少ない。

大学の裏手から校内に戻る。アリーナでは、ボッチャや競技用自転車体験、VR体験などが楽しめた。

久保田先生と今泉先生とチームを組みボッチャに挑戦。結果は2戦2勝。統計が専門の今泉先生が大活躍。やはり統計学を学びなおしすべきか?

競技用自転車の体験もしたが、MAX70km。おかげで次の日まで筋肉痛。トホホ。