高校1年生の企業認知状況

2024/1/16

町田総合高校の産業社会と人間という授業に参加させて頂いた。高校1年生の授業で、町田市役所や桜美林大学の皆さんと一緒に地域社会の実態や取り組みに、その思いについて伝えることを目的にしている。

今年で2年目。

私の担当は「初級企業研究」。町田周辺の企業理解をすすめ、対象企業に課題解決のための提案を行うもの。

その授業の冒頭の問いは、「Q:知っている企業名をたくさん書きなさい(3分)」。

これまでも大学生や大学院生で同じ問いを行ってきた。多くの大人は、トヨタ、日産、ホンダ・・・と自動車業界からスタートする。ここにユニクロが入って、ソフトバンク、ドコモ、AU(KDDI)と続き、ブシロードなどのゲーム会社が並ぶ。

さて、高校1年生はどうか?

60名近くの生徒の内容を確認したが、アップル、グーグル、そして明治、サントリーと続く。トヨタと書いた生徒は10%以下だった。

富士電機株式会社(日野市)、コニカミノルタ株式会社(八王子市)、株式会社アパールデータ(町田市)、株式会社デンカ(町田市)、協和キリン株式会社(町田市)などBtoBや地域の事業所は書かれることはもちろん、知っているかどうかの認知度もゼロだった。

さてさて、彼らの時代どんな風になるのか?私たちは何を伝えればいいのか?