産業遺産情報センターを訪問

       2020-08-12

今年3月に開所した「産業遺産情報センター」を訪問した。場所は総務省第二庁舎別館。

明治日本の産業革命遺産が世界遺産登録されたのをきっかけに内閣府地方創生推進事務局が開設したもの。たまたま場所が総務省統計局の裏になっただけで、総務省とは直接関係ないようだ。

事前予約のうえ、10時に訪問。硬い感じの受付を通ると、赤いブレザーのボランティアガイドの案内をうけられる。明治以降の歴史は学校でもあまり習った覚えがない。大学で授業をやっていてもとても新鮮。大きなパネルや動画、そしてボランティアガイドによる説明で、歴史の中に入っていける。

展示は、明治日本の産業革命遺産への誘い、産業国家への軌跡、資料室と分かれている。

ゾーン3では、軍艦島の話。朝鮮の強制労働の問題など、少々政治的要素が強い印象も受けた。

なにはともあれ、これからの日本を考える上での基本知識の整理にはかなり有効な場所といえる。