みなかみ町の金融機関

2024/8/27

群馬県のみなかみ町に行った。

人口は17,000人ほど。

水上温泉といえば、昔ながらの温泉街でお土産屋や遊技場、飲食店が並んでいると思いきや、大きなホテルなどが軒並み廃墟のようになっていた。

上越線や国道の整備により、団体旅行客を多数収容できる温泉行楽地としてきたが、バブル崩壊以降、衰退してきたようだ。

ガイドブックには、「大自然に囲まれてアウトドアスポーツを謳歌」「諏訪峡や谷川岳などの豊かな自然を満喫」と自然ばかりをクローズアップしている。

銀行は、群馬銀行と東和銀行が並んで立っている。群馬銀行水上支店は1950年開設、東和銀行水上支店は1961年開設、そして、少し離れた国道沿いに、利根郡信用金庫水上支店がある(1963年開設)。

光と影を両方知っている支店のようだ。

その向かいには郵便局。こちらの歴史は古い。1884(明治17)年に五等郵便局として設置。設置名称は「湯原」、その後特定郵便局となっている。

街中で見かけたポスター。廃墟再生マルシェが行われるようだ。群馬銀行が名を連ねていた。

みなかみ廃墟プロジェクト:東京大学都市デザイン研究室

実に興味深い取り組みだ。