黒須銀行

2022/3/13

黒須銀行の本店の特別拝観があるというので入間まで出かけた。

現存する土蔵造りの銀行建築。1909年に黒須銀行本店営業所として建てられ、1922年、武州銀行に合併、1943年から埼玉銀行(現在の埼玉りそな銀行)豊岡支店として使われていた。現在は「入間市指定文化財 旧黒須銀行」として保存されている。

黒須銀行

中に入ると渋沢栄一(?)と和装のテラーに迎えられ明治時代にタイムスリップ。正面にはいかにも銀行と分かる木づくりのカウンター。金融機関の店舗の基本的なスタイルは現在もほとんど変らない。

すてきな学芸員

黒須銀行は、「株主が道徳の会員であること」「資金が道徳の結晶であること」「資金を道徳的に運転すること」によって、世間から「道徳銀行」と呼ばれていたそう。

隣接するはんしん(飯能信用金庫)が現在も引き続きその役割を果たしているのだろう。(K)

飯能信用金庫に引き継がれている