川崎市の現場主義!産業振興
2021-06-03
まちづくり最新事情の第4講目「行政によるまちづくり・つなぐ力③(産業振興)」。ゲストは、公益財団法人 川崎市産業振興財団 産業支援部新産業振興課 担当課長 木村佳司 氏。
院生はオンラインだが、ゲストとは品川サテライトで談話形式で授業を実施。1830スタートの授業前に盛り上がってしまい、マイクなどの接続がギリギリになってしまった。(すみません)
「やっていることは、つなぐとこ、発信すること。」とのスライド。どちらが元祖かはともかく、市役所の業務として重要だと思う点は強く共感。お金をかけるのではなく、汗をかくことが重要。
出張キャラバン隊。チーム力を活用して企業訪問活動。行政が企業を御用聞き。補助金の情報などを拡げる。アナログデータベース。
川崎ものづくりブランド認定制度。大きく見れば、多摩ブルー・グリーン賞とも同じ。えこひいきの理由付けになる。ここも学生の就活の際に活用させていただきたい。
株式会社ショウエイ。ものづくり企業からサービス行へ。場を提供するのも行政の役割。株式会社オスモの水処理の事例。庁内調整。Jリーグフロンターレ優勝記念「アルミ桶」まさかの風呂ンターレ?。スポーツと製造業のコラボ。沖セキ。墓石会社とガラス工房をつなぐ。川崎はガラス工房のメッカ?。などなど、事例は尽きない。
全国の自治体との広域連携も進む。川崎モデル。
地域金融機関も様々なマッチングを行っているが、川崎モデルはネンキが入っている。インパクトもある。まさに今後とも連携を深めていきたい。
締めは「人に愛されること 人にほめられること 人の役に立つこと 人から必要とされること」日本理化学工業の故大山会長の言葉を引用。そんな風に進みたいと。素晴らしいお話だった。
院生の皆さんには、「現場」を回ることの重要性、「つなぐ力」の価値を理解していただけたはず。今回はノートが一杯になってしまいました。そんな声も聞こえてきた。
木村さん、ありがとうございました。
品川駅で、次の企画を作戦会議して、帰路についた。