一にも公益事業、二にも公益事業、ただ公益事業に尽くせ

2020-10-14

多摩学Ⅱの授業で城南信用金庫川本理事長にお越しいただいた。

入口にウエルカムボード。多摩学の受講生は、300名以上。密を防ぎ、2つの会場で行っている。

まずは私から、多摩学Ⅱの説明。そして川本理事長にマイクを渡した。スライドを動かしていただいたのは平山部長。

簡単な自己紹介のあと、信用金庫ってどんな会社か、銀行との違いをわかりやすく説明して頂く。そして、社会情勢についても説明。人口減少社会、金融環境、収益が減っていること。でも、絶対に守らなくてはいけないことは、城南信用金庫のDNA、困っている人を助けるのが信用金庫の使命。

地域金融機関の求められているものは、「お客様の課題」や「お困り事の相談相手」そして、解決してくれる“良きパートナー”であり続けること。

城南DNAの説明。「一にも公益事業、二にも公益事業、ただ公益事業に尽くせ」「貸すも親切、貸さぬも親切」。それを具体的にしていく一つが信用金庫のネットワーク。よい仕事おこしネットワーク。コロナ対応。

最後に信金マンの志をゆっくりと朗読。「覚えています!あなたを信頼して良かったと言われたことを。忘れません!取引先企業の成長の力になれたことを~」という部分で私もうるっときた。たぶん、信用金庫職員ならほとんどの人が同じように感じる。今までお客様と一緒に頑張ったことを思い出す。

終了後、理事長に挨拶に来る学生もいた。そして、昼休みにも学生が私のところを訪ねてきた。「信用金庫ってすごい組織ですね」と。

学内をご案内して、記念撮影。ありがとうございました。

【学生からの感想】抜粋

  • 自分は将来加速していく人口減少で更に困窮に陥っていく地域を助けられるような仕事に就きたいと考えておりましたが、どの仕事が積極的に地域に貢献出来るか分かりませんでした。その中でこの講義を受講して公益を優先するという理念の下に困っている企業や人に全力で立ち向かうという所に感銘を受け、城南信用金庫に入ってみたいと考えてました。
  • 信用金庫ときいてお金をかしてるだけしか印象はなかったですが話を聞いてすごく地域に密着しそこの市民を大切に思い市民のためにものすごく活動するとても優しさの強い会社どと感じました。
  • 「地域」主体がキーワードの信用金庫は全国に支店金庫があるわけではないので、地方のメディアや役所と提携し、築いたコミュニティーで幅広く顧客をサポートできるシステムに魅力を感じました。
  • 小原鐵五郎氏の「貸すも親切、貸さぬも親切」名言などが現代の半沢直樹やビジネスの場において使われるほど影響の強い人物として記憶に強く残りました。
  • ただ金銭の貸し出しをするするわけではなく、地域に密着し、その時のニーズに合わせた活動もおこなってぃることがわかりました。また、コロナウイルスでたくさんの人が実際に困っていることも改めて感じました。
  • 「城南信金」は「如何にお金を人のために役立てるか」を主軸とし、日々業務を取り組んでいるということを理解することが出来ました。コロナウイルスによって経営が立ち行かなくなっている企業に、どう手を差し伸べるか、を考え、実行、結果を出せていることは、普段からの積み重ねが形になっていることの証明であると考えます。
  • 困っている人を助ける、地域、ネットワークということを仕事に社会に貢献していて素敵だと思いました。自分もこういう仕事に就けたらなと思います。
  • 信用金庫だけでなく地域連携でお酒やカステラを作ったりいろいろな企画を行っていて幅広いなと思いました。
    話を聞いて、お客さまの対応も徹底しているように思えてすごく信頼できそうだと感じました。支店の地図を見て、自分が普段使う駅にもあったので間近にあったんだなと驚きました。
  • 今回は私の出身である福島県のお話が多く、ハワイアンズや古関さんなどといった知っている人などが出てきたことが印象的でした。
  • 城南信用金庫は地元でよく見かけていました。私が通っていた塾の名前が、城南予備校だったので興味がありました。どうして城南銀行ではなく、信用金庫という名前かが利益ではなく地域を守り幸せに奉仕するという理想であることを初めて知りました。
  • 僕は秋田県出身で上京してきました。ぜひ秋田県にもネットワーク広げて秋田県を元気にする手助けをしてほしいです!
  • 理事長さんの話ということだったので初めから専門的な話になると思ったのですが、信用金庫と銀行の違いからメリットなど予備知識を最初に教えてくれたので話がすらすら入ってきました。
  • 1年生で金融機関の方から話を聞けるのはとても貴重な体験を出来たなと思いました。地域に密着している会社で人との繋がりを大切にしている会社なのが伝わりました。