学生から見たインターンシップはメモいっぱい

2021/9/16

多摩ブルー・グリーン倶楽部連携プロジェクト 多摩大学経営研究交流会の第2回を実施した。今回のテーマは「学生から見たインターンシップ」。

松本先生の司会は絶妙

学生(4年生1名と3年生2名)によるパネルディスカッション。3年生2名は、BG倶楽部会員企業の金澤建設株式会社エムケイ株式会社にインターンシップでお世話になった。

パネルで発言する藤田(和)

インターンシップに行った感想や気づきを話す。「HPではわからないことがインターンシップにいくと学べる」「業界の内容だけでなく、社会ってこういうところだということが聞けた」などなど。

パネル風景

今回の研究会で印象的だったのは、経営者、大学教員、学生が混ざった会場で、みんなが真剣にメモを取っているところ。社長も学生の言葉からヒントを集めていた。「学生に有意義になるインターンシップを社員に考えさせる。その事自体が社員が成長するチャンス。社員の学びになった」という評価も複数聞こえてきた。

学生からは「インターンシップでは社員とのコミュニケーションの他にも、参加している学生の雰囲気が気になる。将来、同期になる可能性もある」とも。誰もお金のことよりも、社員とのコミュニケーションを期待している。自分が話さなくても、社員同士が話している内容から、会社の雰囲気を感じ取っているようだ。

私は、たましんの職員として企業の立場になったり、多摩大学の教員として大学の立場になったりしながらが、学生や企業の本気の会話を感じていた。やはり、1年生のときから、地域の企業にふれる機会をたくさん作ることが重要。学生だけでなく教員にも伝えることが重要だと確信した。とても学びの多い研究会だった。