プロから学ぶ「プレゼンテーション研修」

2020-02-12

ワークスモバイルジャパンの廣瀬さんと初めてお会いしたのは、2019年8月23日に島根県の方々の企業訪問を受け入れたことがきっかけだった。(左が廣瀬さん)

地域の活性化のお話で盛り上がり、その後会社に何回も訪問させて頂いた。

先日、学生がプレゼンさせていただた時に、思ったより内容がよかったようで、「プレゼンの方法をもう少し学んだほうがいい」と言って頂き今回の機会を得た。

プレゼンのテーマは「私の大好きなもの」。プレゼンの狙いは、「私な大好きなもの」の魅力を聴衆に共感してもらう、こと。事前に読んでおいてほしい本も指定して頂いて当日を迎えた。

参加人数は8名(ながしまゼミ6名、その他4年生1名、1年生1名)。

カバン持ちやプロジェクトの打合せなども何度となくやっているので、全員が名刺を作っていた。また名刺交換も様になってきた。宿題はもちろん、パソコンも全員持参していた。私的にはよしよしと思っていた。

「まずはロジカルシンキング読んだ人」という問いからスタート。2,3人が読んできたがあとは読んでいない。理由を聞かれると、値段が高かったから、図書館で借りられなかった(私が借りていた)からなど。廣瀬さんとは「がっかりです」と。ゆるい感じの雰囲気が一気に引き締まる。「このやり方が気に入らない人は帰っていいから」と厳しい。

順番を決めずに挙手制でプレゼンがスタートする。

まずは来年コンサルになる予定の和泉さんからスタート。次々にプレゼンを行っていく。バイク、親、カラオケ、エドシラー、オシャレなもの、横浜ベイスターズ、ラーメン、絵で繋がるなど8人8様。

目的が見えない、プレゼンの本を読んでいるって言う感じ、雰囲気でしゃべらないこと、画>字>話だから、大丈夫?と問いかけたら5数えること、ビジュアルやサウンド、語彙の定義を明確に、自己紹介は不要、設計がない、ネットで調べばわかるような話、聞いた後にどうするかというストーリーがほしい。MECEは「Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive」が重要。受け取ってというプレゼンは△。

出張前の午前中を目一杯指導して頂いた。少し立ってからまた成長を見せられる機会をつくりたい。廣瀬さん、ありがとうございました。

【学生からの感想】

  • 私が想像していた以上に、私が今春から始める経営コンサルタントの仕事に直結するようなお話しや、アドバイスを聞く事ができ、大変参考になりました。昨日のような場を設けていただき、お誘いしてくださって誠に有難うございました。学生期間中の時間のあるうちにロジカルシンキングの勉強をします
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    今回、プレゼンの本質を掴みたいと思い、プレゼン研修に参加をした。ですが、それまでの道は険しく、先方の廣瀬からダメ出しを食らったのは入室して数分の出来事であった。課題書を読んでなかったことについて指摘され、何も言葉が出てこなかった。プレゼンという土台にすら立ててない現状をそこでやっと把握した。
  • 今回のプレゼン研修を通して認知したのは「聴衆を一番に考えていなかった」ということだ。ここがプレゼンの本質だと私は考えた。廣瀬さんから頂いた講評を反芻し、成長した姿をもう一度講評していただきたい。
  • 今回のプレゼン講座では、プレゼンの基礎的な部分というテーマであったが、私の知らない知識があり、今後のプレゼンに活かせる知識・テクニックなどが多数あった。

  • プレゼンは相手に自分の考えを「受け取ってもらう」のではなく「伝える(伝わっているかを意識する)」ことであるという点である。私の今までのプレゼンを思い返すと、自分の考えをただプレゼンしているだけのもの。つまり、「受け取ってもらいたい」というプレゼンが多かったと感じた。

【手土産】

今回は手土産に八王子銘菓「高尾ポテト」をお持ちした。