羽村高校の探究の授業の応援

2023/5/17

7名の大学生が高校生の探究授業のお手伝い。まずは、自己紹介と課題の支援。

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校舎から北側の風景

学生たちの気づきと感想を共有(一部抜粋・学生許可済)

  • アイディアを必死に考えたり、意見を積極的に共有し合う生徒たちの生き生きとした姿は、アドバイスを与えるとどこまでも成長していくように思えて、どこかうれしい気分になり楽しかったです。
  • 話の輪から外れて無駄話やゲームをしている子たちに対してのアプローチが足りず、グループの一部の子だけでディスカッションが進んでしまうところもあり、全員に良い学びを与えられなかったなという反省点と教育の難しさを実感しました。
  • 大学生側からコミュニケーションをとらないと話しかけてもらえない。
  • あまりアドバイスをしすぎると私の企画になってしまう。
  • クラスごとに授業の進め方に差があった。それを授業後共有できたことでよりよい授業運営のヒントが見つけられた。
  • 生徒のアイデアが現実的だった。想像しやすく類似例はたくさんありそう。インパクトに欠ける。
  • 羽村市の理解は想像以上にある。若者が市外へ流出している事実や原因がはっきりしているような会話が多いが、グラフや表など統計から情報を活用しようとしない。→ 使えそうな情報が載っているHPなどを準備すべき
  • 完成してしまうとあまり突っ込みができない。事前にもっと突っ込んでおくべきだった。
  • 今後の授業の進め方、いつまでになにが必要なのか説明できていないクラス、あるいは、説明したが伝わっておらず、わかっていない生徒がいるのも現状として見られるようなので、次回以降も何度も共有する必要がある。
  • ゴールまでのイメージができているのとできていないとでは、資料の完成度も大きく変わり、生徒の自ら考える機会を失いかねないので、徹底するべきである。
  • 自身のこととして、生徒に問いを投げかけられた際に、答えることに必死になってしまった。そのような場合は、答えに急ぐのではなく、問いの本質を理解し、答えられそうになければ担任の先生に力を借りたり、答えるにしても、生徒に考えさせられるように問いで返して誘導したりする方が良いと感じた。次回以降も改善できるよう心がける。
  • パワーポイントの扱いについて、これからの授業の進め方を共有したい。①「テキストの挿入」だけ全体におしえて、図の挿入、テキストの色の変更などは適宜机間巡視の際に指導するようにしてみたり、②期間中情報の授業で、パワーポイントの使い方について扱ってもらうようにしてみたり、③パワーポイントで作りたいスライドのイメージ図を紙のプリントに絵で描かせて、それからタブレットで作るようにさせる。など、様々あると思うが、羽村高校さんが現時点で考えている進め方についても共有してもらいたい。
  • 1グループにかける時間を決めて計画的に回らないと全てのグループへいけない。
  • 対応できないこと、分からないことは担当教員へ聞く。
  • タブレットをあまり活用できていない。
  • 事前準備をしていくとかなりスムーズ。
  • 生徒が課題に向き合うように、意欲を引き出すことが難しいと感じた。
  • 生徒は、勉強をやりたくないと思っていることが多いと思う。その中で、課題に向き合ってもらうように、話を聞くように集中させたり、手が止まっていた時にヒントを出したりといろんな工夫が必要である。
  • 大学の90分に慣れているから、高校の50分が物凄く、短く感じた。実習に行った際に、ペース配分に気を付けようと思った。
  • 教育実習の1か月前であり、とてもいい経験になった。

学ぶことより教えることの方が学びになることに気づいた学生のいた。高校生、大学生ともに学ぶ機会にあり、また教員もそれによって刺激を受け、学びがあると改めて感じた。