義母と団欒144
2026/2/17
少しずつ春の気配が混じり始めた火曜日。義母とふたり、瑞穂のジョイフル本田とジャパンミートへ買い出しに出かけた。
まずは、ジョイフル本田資材館の片隅で見かけた、圧倒的な存在感を放つ大きな切り株。
「これ買おうか」と私。
「これならみんな座れそうだね」と義母。驚くふうもない。
「でも部屋がいっぱいになっちゃうね」と私。
「確かにそうね、掃除するのも大変」と義母。
「運ぶのも一苦労」と私。
「お父さんならどうにかできるでしょ」と義母。

次にジャパンミートで買い出し。並んでいるうずらの卵を見ながら。
「これ買おうか、お父さん好きだよね」と義母。
「よく知っているね」と私。
「だって『うずらうずら』っていつも言ってるじゃない」と義母。
「でもこれ、剥くのが大変だね」と私。
「確かにそうね、指先が疲れちゃう」と義母。
「おばあちゃんなら何でもできるでしょ」と私。

ふと気づくと、買い物かごの中には、総菜コーナーで見つけた黄金色の「うずらのフライ」が。
「やっぱり、これが一番ね」と義母。
またやられた。

