義母と団欒130

2025/1/30

味噌づくり中。

「お父さん、あそこに行ったとき、あれを買おうか迷ったよね」と義母。

「あそことかあれとかじゃわからないよ」と私。

「あの、千葉の先の、そうそう福生に連れて行ってもらったとき・・・」と義母。

「九十九里浜からくれば、千葉、そして福生という順番になるけれど」と私。

「あれがあるといいんだよね」と続ける義母。

「あれじゃわからん」と私。

「花いちもんめみたいなこと言わないの」と義母。

毎年同じように味噌が仕込まれていく。