横浜銀行にヒアリング
2020-02-13
念願が叶い、横浜銀行にヒアリングに伺った。今日のカバン持ちは1年生3名。桜木町駅に15分前に集合し、本店に向かった。
受付で所属と名前を言って訪問先を伝える。今回は松永さんの担当。会社に入ったらすぐにコートを脱ぐのが礼儀(注意)。添乗員付きのツアーに行くと道を覚えないのと同じで、カバン持ちで参加すると先生がどうにかしてくれると思うはず。それでは勉強にならないので受付からすべて学生にやらせる。(受付の方ご迷惑をおかけします)
今回お会いいただけたのは、地域戦略統括部地域戦略推進部の河野グループ長と佐々木調査役。内閣府に出向経験があり、私も面識のある方だった。3Fの会議室に通される。3Fは会議室フロアーのようで数十の会議室が並んでいた。さすが地銀トップバンク。
こちらの自己紹介の後、「横浜銀行が取り組む地方創生」の資料を見ながら説明して頂いた。
はまぎん10年後プロジェクトが3年前にスタートした。地域戦略統括部は50名程。4つのグループがあり、営業推進的な仕事からCSR推進まで業務内容は幅広い。点ではなく面で捉える仕事をやっている。部署の名前の「地域」は、地元という意味と地域本部体制の地域という意味の2つ。営業エリアを2地区(本店、東京・県外)・5地域(東部、中部、西部、南部、川崎)に分けている。
とても興味深かったのは、地方創生のやり方。まず行内で地域の分析を行いテーマ設定を行う。その内容を店長などと共有し、地域のキーマンを紹介してもらう。行内については決起大会を行い、全職員にテーマなどを説明し、その上で「地方創生担当者」を有志で募り、定期的に「地方創生担当者会議」を開催している。施策項目ごとに担当者をグループ化し地方創生を組織的に展開している。三浦半島地域の取り組みだと、「京急」「はまPay・ハマトク」「未病・マリノス」「イベント」「ppp/PFI等」「追浜」。PPP/PFIにだけ等がついているのは、グループに収まらない種施策を幅広く推進するのがここになるからのようだ。通常業務から頭が切り替えにくい行員の皆さんをどうやってその気にさせていくかといったところを一緒に研究させていただきたい。
地元企業はもちろん、鉄道会社や通信会社など大手企業とも関係が深い。また行政や商工団体とも交流している。大学との連携も積極的に展開していく予定。プラットフォームづくりで協力していきたいと感じた。
PS 横浜銀行のアドレスは、https://www.boy.co.jp/ だった。バンク・オブ・ヨコハマですね。
【今回の手土産】
紀の国屋短冊最中