多摩ブルー・グリーン倶楽部会員企業レポート2022スタート

2022/5/20

今年で2回目となる「多摩ブルー・グリーン倶楽部会員企業レポート」がスタートした。参加学生7名、参加企業8社、教員4名。

事前学修①として、私の方で、本プロジェクトの主旨説明、多摩ブルー・グリーン賞、倶楽部の説明を行った。

その後、7名の学生のグループ分け。グループ名は、ディズニー、ヤイリ、多摩王朝、めだか となった。7名4グループなので1名が2つのグループを掛け持ちすることになった。担当教員はくじ引きで決めた。

アイスブレイクを行う参加学生

担当する企業は8社。企業の概要を説明した後、企業のパネルを引いていった。こんなにたくさんの企業さんにご協力いただいたこと、声掛けをしてくれたたましんに感謝。そしてかなり贅沢なプログラムであることをみんなで共有した。

参加企業のパネル

後半は、プロジェクトマネジメントの基礎について松本先生からレクチャーしてもらった。プチ新入社員研修。

松本先生の講義

まずは、順調な滑り出しだ。

【学生からの気づきと感想】※抜粋

  • 一見何の関連性もないと思っていた人々でも、意外なところで似たところや共通点があるのだとわかった。また、各々が個性的な体験をしており、個性豊かなメンバーだと思った。文章をまとめることも話すことも好きだが他人と協力するということが苦手なので今回のペアワークでしっかりと養いたいと思う。
  • 本日のALに参加して学んだことは、自ら積極的に行動することが非常に求められている点だ。私は発信能力の向上のために今回のALに参加することを決めたが、他の参加学生は私が目標としている自ら自身の意見を発信できる姿に既に近くて強い焦りを感じた。せっかく貴重な経験を積む機会をいただけたので、それを無駄にしないように目標を意識しながら活動に取り組もうと改めて考えた。
  • 松本先生のプロジェクトマネジメントについての事前学習が大変勉強になった。現在、ゼミ活動において2年生だけで企画を考えて3年生にプレゼンすることを控えているが、話し合いがなかなかうまくいっていない。それぞれこの企画を成功させたいと考えているはずだが、話し合いの内容が非常に抽象的で全員で明確な目標が共有できていない。なぜうまくいかないのか答えがわからない状態であったが、今回の事前学習を通して、プロジェクトメンバーが持つべき姿勢を十分に持てていない点と、プロジェクトマネジメントのプロセスが完璧には組み立てられていない点が原因なのではないかと感じた。この問題点を改善できるように考えながら積極性を身につけ、今後のゼミ活動や就職活動などに活かしていきたい。
  • 本日は準備をしておくことの重要さに気づくことができた。100点にするために必要なこととして、質問に答えてもらった後の返答を用意しておく必要があった。事前の企業調べ、レスポンスの速さ、録音の充電ミスなどが挙げられた。このことから、早めに行動し、前準備を怠らずにやることが重要であると考えた。
  • 良い成果を出すためにプロジェクトマネジメントをしっかり理解しておきたい。プロジェクトマネジメントのプロセスは、目的の確認から成果・結果の確認まで全て順番がある。これを覚えて効率的に行動をしていくことが大切であると学んだ。プロジェクトメンバーが持つべき姿勢として、目的達成、時間管理、全員参加の三つがある。この三つのどれかが欠けていては円滑に物事を進めることができない。プロジェクトを進めていく中で、仲間と意見が衝突するなど、うまく進めることができない時もあるだろう。そのようなことが起きても諦めず、一度視点を変えて考え直すなど臨機応変に対応していくことが必要であると考える。自分が何をすべきかを考え、自分から行動していくことで得られるものがある。自分本意に動くのではなく、チームであることを忘れずに、お互いを尊重し合いながら活動してプロジェクトマネジメントを体感し、コツを掴んでいきたい。本プログラムでは、今まで経験したことのない活動が多く、難しいと感じる場面が出てくるだろう。しかし、確実に自分が成長できる活動内容なので、今後も意欲を持って積極的に行動していきたい。
  • これまで、よく耳にしていたプロジェクトの定義がNASAでは相互に関連するタスクから構成され、多くの組織が参画して実施される3年以下程度の活動と定義されていることを知らなかったし、言葉の意味をよく考えないで言葉を使っていると感じた。耳にしたことがある、普段使っているような言葉は、説明できるように、言葉の意味を理解し、説明できるように、知識を学生のうちに増やしていきたいと、改めて感じた。
  • 一緒にALを行うメンバーも皆素敵な人で安心した。私は2チーム計4社行うということで、よりスケジュール管理が重要になってくると思う。期日を守った提出をがんばっていく。
  • いよいよ多摩ブルー・グリーン倶楽部会員企業という AL プログラムが始まった。授業一回目のガイダンスを通して、去年先輩たちからの意見、プロジェクトの進め方の二つが印象に残った。先生の話によると、昨年先輩たちは色々な戸惑いの中で試行錯誤したようである。今年は充電不足などのケアレスミスが起こらないように、気を付けていきたいと思う。また、会社に訪問する前に、事前調査も重要なことである資料を探している時、学問や将来の仕事に真剣に取り組む能力もちゃんと身につけると思う。
  • プロジェクトの進め方について、ずっと一人で考えることだけでなく、行動することも大事である。さらに、プロジェクタを進めているとき、しっかり報連相も活用していきたい。その中で、先生たちと学生たちの間で双方向的なコミュニケーションが交わされ、相互学習と理解も生まれると思っている。
  • テーマの選定から情報の収集、研究背景、アウトラインの決定、先生たちの指導、文章についての修正という過程で身につけた能力や苦労は将来どんな仕事に従事しても、きっと役に立つに違いない。また、沢山の知識と社会人にとって社会に生きる力を学んで、レポートの醍醐味の難しさを体感したい。
  • 本日の講義を受けて、このプロジェクトは常に時間に追われていると感じた。レポート提出が7月の22日が締め切りであり、担当教員の修正が必要になるため、最低でも第一回目の提出を7月の5日には済ませなければいけない。だが、事前学習の最終日が6月17日であるため、実際に企業に取材に向かうのはそれ以降になる。約半月で取材とレポート作成が必要になり、時間に追われることが予想されるため、企業のリサーチ、情報収集は時間をかけて行わなければいけないと感じた。
  • 訪問をしてお話を聞くのではなく、企業のホームページ等に載っていない情報を相手から引き出すような活動が必要であると思う。訪問する企業は決まっているので、大学での事前学習だけではなく、個人で行える活動(事前知識の収集)を積極的に行いたい。
  • 私自身は、就職活動に向けた文章力、ビジネスマナー、資料の作成能力向上、社会人とのつながり獲得、社会人として働くことの意味(大学生との違い)を学習するために本プログラムの参加を希望したが、前年度の先輩方の反省に事前学習、文章力が足りないという意見が見られた。私は、プログラムを通して自己成長ができればいいと考えていたがその考えが甘いことを本日気づかされた。参加して力を付けるのではなく、基礎知識を備えたうえで事前学習に臨み各班の担当教員に不足している部分を指導していただく形が最適であると感じた。
  • 今回のように短期間で良いものを作成するためには、プロジェクトマネジメントのプロセスを基本に、ペアとの適切なコミュニケーションが必要になると思う。今回はペアワークであるため、個人作業ですべてを作り上げることができない。ペアとの協力が必要不可欠になる。松本先生の話に出ていた、スケジュールと担当の確認、役割分担をまずはペアと行いたい。
  • 個人のスケジュールが調整できず日程が合わないことがあると思うが、個人作業をしっかりと行うことである程度のカバーが可能であると感じた。また、作業の進捗状況や個人の予定によっては設定したスケジュールを再度変更し、個人担当の役割の再分担が必要になる場合が存在してくると思った。スケジュール通りに作業がすべて進むとは思ってはいないので、臨機応変に対応することで被害を少なく、期日までに作業を行いたい。