地域金融論「給与明細をつくろう」

2021-04-29

地域金融論の3講目。給与明細をつくろう。先週のライフシュミレーションに続き、今回もワークを行った。

給与明細を自分で作っていくことで、社会保険や税金のことを一通り理解する。

事前に荒井人事労務事務所に最新の状況を伺った。

驚いたのは、健康保険組合によって納める社会保険料が違うということ。ここはあまり気にしていなかったが以外と大きなことだ。

協会けんぽと組合健保があり、協会けんぽは9.84%。労使折半なので4.92%がわたしたちの負担。都道府県によって若干違うのも驚きだ。

そして組合健保。被保険者負担が、2%~5%と幅がある。20万円の給与だとして、3%の違いは6万円/月。年間にすると72万円。30年勤めたとすると、2000万円以上違う。社会保険完備とあっても金額の幅は大きい。自分の入っている組合を調べる。私の入っている東京都信用金庫健康保険組合は被保険者負担が4.215%。ほぼ平均。ランキングはこちらが詳しい。

健康保険、年金保険、介護保険、雇用保険、労災保険、そして所得税と住民税の説明をしていった。

来週は資産運用の話をする予定。