丸の内と三菱地所

2021/8/24

今日はインターゼミの視察で三菱地所設計の野村様、鰐淵様にご案内いただいた。

詳細は、この動画をご覧いただくといい。とてもわかりやすい。

オフィス街を歩く① 東京丸の内・明治期編 オフィス街を歩く② 東京丸の内 大正・昭和戦前期編 オフィス街を歩く③ 東京丸の内 昭和戦後期編

明治22年頃、明治政府は丸の内にあった練兵場を六本木に移しその費用捻出のために、その用地を民間に売り出した。東京市区改正設計(条例)というマスタープランを打ち出し、民間の経済地区にしていった。そこに名乗りをあげたのが、三菱チームと三井+渋沢+大倉チーム。争奪戦の末、三菱が一括購入(128万円)。

地所の方が、渋沢栄一の銅像の前で、「丸の内の争奪戦に勝ったのは三菱」と笑っている。これも文化か😁。

とあるビルの地下6Fまであるエレベーター。初体験。

ランチはVIRON

午後はこちらを歩く。歴史的背景を継承し、日本の都市再生を牽引する常盤橋街区。2027年度TorchTowerという名の日本一高いビルができる。自分らしく働く、ワークライフをよりクリエイティブに、豊かに。今の時代にピッタリ。さて6年後、どんな世の中になっているのか。時代とのズレを吸収しきれるのか?。

みずほ丸の内タワーの裏側。タワー棟とアネックス棟に分かれている。社内外の「偶然の出会い」「対面コミュニケーション」といった、オフィスワークならではの「得られる価値」を最大化するため、多目的スペース等なども設置している。プライベートクラブ「OCA TOKYO」もあるようだ。さてどんな出会いがあるのだろう。

都心の作られた森

都心の再開発のキーワードは、緑、そしてコミュニティだと感じた。多摩エリア、学生に言わせると緑はあるけれど、コミュニティが枯渇しているという。そうだろうか?私は、丁度いい距離のコミュニティがあると感じる。緑も十分。やはり都心よりもかなり快適な地域が広がっていると感じた。

JPビル。これは旧建物の枠。そうみるとそう見える。

再開発で街を設計している方にご案内いただくと、街の歴史やコミュニティの捉え方を学べる。非常に有意義な時間を過ごすことができた。街に関する興味もますますわいてきた。