多摩大学就職セミナー~売りてから買い手へ~

2020-11-22

大学の就職セミナーに参加した。

文化放送キャリアパートナーズ就職情報研究所所長の平野恵子氏の講演。

  1. リアルな就活スケジュールの説明。3年生の夏休みからのインターンシップが重要。早期選考。ボリュームゾーンは3月から6月。
  2. リアルな採用環境。売りてから買い手への変化が顕著。学生優位ではなくなってきた。企業との関係をしっかりと取らないと厳しくなる。観光、アパレル、娯楽など学生の関心が高い分野でマイナスが大きい。中堅中小企業を視野に入れる活動。大企業がだめだったら中小企業ではなく、全て同時に進めること。
  3. インターンシップと採用の関係。優秀なインターンシップ参加者は選考段階を一部免除。インターンシップには4社以上行っている。本選考より倍率の高いインターンシップ。
  4. オンライン就活の特徴と対策。これからの選考でも活用される。選考の前半ステップでオンライン化が顕著。質問や対話をチェックされる。自己PR動画を提出させる企業も。スマホではなくパソコンを使う癖。
  5. オンラインインターンシップの事例。学生でグループワーク、社会課題を研究。市役所に電話をかけてヒアリング、整理、発表。まさにゼミでやっている内容。ソーシャルスキルをつけさせる。

◯以下は気付き

  • 2年生の1月までに基礎的な能力を磨くことが必要 → ホームゼミの時間を有効活用
  • 2年生の春休みでたくさんの企業と触れること。知っている企業を増やす 知っている企業からしか選択できない。→ 会社見学会の企画充実
  • 3分間で知っている企業の名前を書いてみてというワークをやると10社くらいしか書けない学生が多い → 来週の授業で実験
  • 質問は意欲を感じる → 当然。質問力をつけるワークを繰り返す
  • 自己PR動画を課題にしてみよう
  • オンラインツールを活用してワークする選考もあるらしい。これもゼミや授業で取り入れよう
  • ゼミで毎回自己紹介をやらせる 来週から実施

以上。とても有意義なセミナーでした。ホームゼミで実施している方向性は今の就職の方向にほぼ合っている。微調整のためのティップスをたくさん頂いたので来週から具体的に実行していく。

平野様ありがとうございました。