パブリックコメントワークショップ

2022/10/12

多摩大学総合研究所で、八王子市産業イノベーションプラン~Beyond2030~の作成に関わったご縁で、八王子市産業振興課の皆さんにゲストでお越しいただき「パブリックコメントワークショップ」を開催した。

まずは、高山さんに、イノベーションプランの概要と計画作成方法の説明、そしてパブリックコメントとは何なのか、実施の理由などについて説明していただいた。学生にとっては初めての経験。

6つのグループに分かれてワークを行った。市役所の皆さんも学生の意見に耳を傾けていただいた。

学生たちからの意見の一部を記載する。学生たちには、個別にパブコメに記載することを促した。

  • P19 八王子市に住んでいる人はそのまま八王子市で仕事についている人が多いことに驚きました!元から住んでいる人にとっては仕事を見つけることが行いやすくあとから住み始めた人にとっては働くだけではなく住むのにも便利であると思える魅力的な街なのだと思います。さらに魅力的な場所にできるよう私も八王子市について考えたいと思います。
  • p34、p47より、八王子のインキュベーション施設(サイバーシルクロードなど)から輩出された起業家たちの、どんな職種起業したのか、どのくらいの売上がたっているか等の情報が一覧で見れると前例として参考になると感じた。
  • p35より、本気の創業塾の受講生及び創業率が減少している要因は、何でしょうか?コロナ禍において逆に創業したいという人も一定数いるとニュースで拝見したため、こちらの背景も踏まえたご意見を伺いたいです。
  • 多摩共創プラットフォームに関して:普通、地域の活性化といったら大企業と市を中心に考えていくものだと思ったが、スタートアップ企業を加えることでどんな利点があるのか気になりました。失礼かもしれないが、スタートアップ企業に貢献できることって少なさそうなのにどうしてか気になりました。(P.32)
  • 策定の背景とビジョンの中で分からない言葉が多くありました。(リカレント教育、リスキング、グリーントランスフォーメーションなど)「市民の立場から」という部分にあるページなため、より分かりやすく記載する方がより内容が読み手に入っていくのではないかと思います。(p2,3) ・他自治体との比較とありますが、多摩地域(あるいはその周辺地域)を比較していますが、なぜ、記載のある地域を比較したのでしょうか?(p13) →個人的な考え:自治体の規模で考えたほうが比較になるのではと感じました。 →横浜市と青梅市では規模が違いすぎるのでは?などと感じました。 ・働く機会の創出ということで、事業案を考えていますが、ほとんど何か職がある方に向けたものになっていくものであると感じました。そこで、失業した方や働くことが困難な方に関しての記載が無いように感じ、少し気になりました。この点について何か行いたい施策などがあるのでしょうか?それとも、イノベーションプランにある事業案を優先的に行っていくのでしょうか?(p48) ・中小企業に対する地域課題のビジネスモデル化の支援を行うとありますが、こちらの支援に際して中小企業だけでなく、個人レベルで副業としてできるビジネスもあると「働く機会の創出」の活性になるのではないかと思います。(p53) ・関係人口を増やすことも重要ですが、最も重要視すべきは定住者ではないかと思います。理由としては、最も地域に根差しており、より豊かな八王子での生活を真剣に望む方が多いと考えられるからです。そのため、「定住人口と稼ぐ街を創る」というコンセプトにしてみても良いのではないかと感じました。(p56)
  • 資料の65ページの事業案に関して、リンクとかQRコードがあれば、検索しやすいと感じています。
  • イノベーションを目的とした素案のためだとは思うが、カタカナや横文字がかなり多い印象を受けた。あまりイノベーション等に関する知識のない市民が読んでもすぐに飲みこめない可能性があるのではないかと思う。・P38やP58など、ところどころコラムの部分で敬体(ですます調)の部分と常体(である調)の部分が混ざっているところがあったり、P41など体言止めで終わっている文章が多用されている点があり、読む上で引っかかる感じがする 【感想】 ・私も将来このような市の施策や今後の方針等を決める(中でも市に対して興味関心を持ってもらい、関係人口を増やせる様な企画を出す仕事)がしたいと考えているため、どのようにして長期的な方針が作られているのか非常に参考になった。 ・P10八王子市の産業構造として、事業者数は医療福祉に比べて宿泊や飲食サービスの方が多いのにも関わらず、従業員数的には数が逆転していることを初めて知ったため驚いた。今後この様な現象について、行政として何か対策等があるなら是非知りたいと思う。 ・P40で挙げられていた「企業移転後の事業用地が住宅地等への転換が進んでいる」という点について、今後生み出される川口土地区画整理事業での30haもいずれ企業移転した際に住宅地になってしまう懸念などはないのか、完全事業用として利用していく決まりなどを作ったりしているのか気になった。 ・内容に対しての意見を出したりすることはまだ難しかったが、今後内容についても自身の意見や考えを持てるよう日頃から鍛えていきたいと思う。
  • p2からp3の日本のGDPが低下している中、我が国の経済を立て直すには「グローカル」な産業支援が求められると記載してあるが、具体的にどういった支援が必要なのですか?
  • P8 コラム”ハイブリッドなまち”八王子 豊かな自然がある、交通の利便性が高い、これらを絶妙なバランスで両立していることだけでなく、学術機関(大学)が多く存在するということも記載したほうが良いと感じた。(学園都市としての魅力、八王子市に学生が多く集まってくる等のメリットもあるため) ・P25 プラン策定のポイント プランを策定するにあたり、行政からの視点だけでなく学術機関(大学、学生も含む)や民間企業といった多様な視点を取り入れる。そのために実際の研究会活動の中で、議論を重ねる取り組みは理に叶ったものと思う。また、「現場」での第一声を重要視した点も地域の人々が自分事として捉え、産学官民連携による共創の取り組みを促すことに効果的だと感じた。
  • P49の産業人材力強化の為のところで、引きこもりやヤングケアラーなどそれぞれが様々な原因を抱え、やむを得ずそうなってしまった方たちは学びを必要としているのか。引きこもりやヤングケアラーの立場に立った時に、復帰を希望と思いながら生活しているのか。はたまた復帰を恐怖や地獄と思っているのか。復帰したい方もいれば、したくない方も居ると思います。どちらの意見もしっかりと聞く必要がありのかなと思いました。
  • どのパブコメも説明も文が多く、市民が読む気にならないように感じた。 パブコメを募集するのが図書館とサイトだけなのも古いように感じた。
  • 地域・社会課題を起点とするビジネスモデルが発展し、そこから生まれた製品やサービスによって、市民の生活の利便性が向上されるとありました。 この地域社会や、社会課題をビジネスモデルにすることを産業の伸びしろととらえていることはとても賢いと思います。課題は顧客のニーズであり、これにこたえることで新たなサービスや製品、マーケットが生まれる可能性が秘められているとあります。 この顧客の課題をパブコメで聞くことによって仕事が生まれるのではないのかと思います。
  • p62〜65の中小企業支援についてです。脱炭酸やGXなどのほかにESGという言葉も投資などでよく見かけますが、これらの経営上の課題への応援はどの様に行うことが効果的だと考えていますか?
  • P40~41 戦略的な企業誘致の促進については土地問題はあれど、現実的な案で良いと感じました。 ただ、例で上がっている神奈川県の「さがみロボット産業特区」と川崎市の「キングスカイフロント」は、共に新たな交通の便が追加されることをきっかけに企業誘致を進めていることから、多摩地域で企業誘致を促進するためには、新たな交通の便を生み出すというきっかけづくりが必要なのではないかと感じた。 「さがみロボット産業特区」→記載されている通り、相模原市(橋本駅)のリニア中央新幹線の開業予定 「キングスカイフロント」→多摩川スカイブリッジの開通(川崎市から羽田空港への直通道路)
  • 「なぜイノベーションが必要なのか」について過去の話からよくまとめられているので内容は入ってきやすい。しかし、P2のイノベーションの理論は時系列を表にまとめた方が見やすいと感じた。 ・学生にどの様に興味を持ってもらうか(P49) ・テレワークによる環境の変化について述べていたが、テレワークによる働き方の変化がテレワークやリモートワークを行っていない私からするとよく分からなかったので具体的にどのように変化したのか知りたい(P42~48)
  • 量が多すぎて企業の方などは、資料を見ると思うが、市民の方などはみないのでは?
  • イノベーションプラン全体を見て、ビジネスに重点的に力を入れているんだなと感じた。 また、それに合わせて起業対してのサポートを行こうという意図がとれた。 そのサポートに対して意見がある。 地域においてCB・SBの新規事業を立ち上げするのに大切なのは地域の繋がりだと思う。 CBではないが八王子には、既に市民活動として継続的運営を前提としたコミュニティが存在する。最近立ち上がった「八王子若者会議」だ。このコミュニティは八王子の地域活性、まちづくりに興味をもつ人が集まる場所。 私はこの八王子若者会議をCB・SBを立ち上げる上で必要なつながりを作る場所として活用出来ればいいと思う。
  • 資料の22ページと23ページを見ると、八王子市は大学が多いことから大学入学程度年齢の転入者数が多いが、大学卒業程度の年齢になると転出者数が多くなっていることが分かりました。大学卒業以降の生活の整備が必要だと思いました。企業の誘致やライフラインを支える商業施設などを多く建設することで定住者数が増えると思いました。
  • 転入転出。せっかく集まった学生をどうするか。八王子の企業を認知してもらう事業が必要ではないか。
  • 写真やイラストなどをふんだんにいれたほうがいい。