金融機関経営ゲームとブレイクアウトルーム

2020-06-04

昨年8月に金融機関経営ゲーム(銀行経営ゲーム)を体験した(詳しくはこちら)。学生に地域金融の学びを深めてもらうのには最適なゲームだと思い、制作者の江上氏に無理をいってお願いした。そこにコロナウイルス。

オンラインでアナログゲームができるのだろうか?でも、どうしても学生に伝えたい。何度となく江上氏と話し合い、ブレイクアウトルームを活用して実施することにした。200名以上の授業でも、オンライン授業の良さを最大限に活用してできるはず。

まずは、ブレイクアウトルームの事前割り当て機能を活用。CSVを準備しておき事前に班分けを行った。(データの作り方のTIPSはこちら)。実際には、履修者237名中、200名分のアドレスを42班に分けて登録した。

12:30すぎから注意事項の説明を行った。

Zoomログイン時に登録している大学のアドレスで入ってもらわないと、事前割り当てしたアドレスと違ってしまい割り当てが行われない。

授業開始。こちらの気持ちも知らず、13時ギリギリに学生がなだれ込んでくる。

来週行うゲームの内容を説明する。金融機関のことを理解するのはもちろん、経営者の立場も理解できるとゲーム。42班に分かれるので、積極的な関わりをするように伝える。

試行(予行練習)スタート。

5分くらいかなと思っていたがかなり甘かった。

237名の履修者のうち出席が208名(出席率87.8%)。ブレイクアウトルームスタート、自動で入ったのは、110名程。90名は残ってしまった。その90名にはZoomに入り直してもらった。学生によっては大学のアドレスで入っているのに振り分けされないと問い合わせ。なぜだかわからない。その理由をチェックしている時間はない。その後1人ずつ手動で班分けした。全員をブレイクアウトルームに入れるまでに授業の半分くらいかかってしまった。また、ブレイクアウトルームには200名が上限なので12名が部屋に入れなかった。そこは大部屋とした。

気を取り直し、先週の労働金庫の振り返りを行う。労働組合のこと生協のことを詳しく説明。

途中でとった投票。年間組合費は12,000円くらいが妥当らしい。現状の60,000円はちょっと高いのかな。

株式会社以外にも企業はあることを伝える。1人でやっていて途中でトラブルと結構引きずる。早口になってしまったことをお許し下さい。

来週は万全の体制を構築したい。